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インサイド・アウトという考え方

「7つの習慣」には『インサイド・アウト(内から外へ)』という考え方があります。また、「7つの習慣」では、ものの見方や考え方のことを『パラダイム』といいます。『インサイド・アウト』というパラダイムを持つことが、すべてのものの見方や考え方に先立ちます。さて、『インサイド・アウト』とは何なのでしょうか?

目次

自分なりのパラダイムを持つということ

パラダイムを地図にたとえてみましょう。私たちの頭の中にはパラダイムという地図があるとします。今、その地図上のどこにいるのかを示すということが、自分の考え方を示すということになります。地図があるからこそ、自分の位置がはっきりと示すことができる、とも言えます。地図が実際と違っていたり、真っ白だったりしたら、自分の位置も示すことができず、次にする行動も決められません。

自分なりの地図を持ち、自分なりのパラダイムを持つことが大切です。

『インサイド・アウト』というパラダイム

『インサイド・アウト』というパラダイムは、何事に対しても自分がスタートであり、自分が周囲に対して発信していくというパラダイムです。自分自身の判断は、自分自身の中から生まれ、自分自身の良心に従って行います。このパラダイムは、自分自身が何者であり、どのような影響を与えていくかを大切にするパラダイムです。

成長して、将来どうなりたいですか?何を実現したいですか?
それらは、すべて自分の中に答えがああります。

『アウトサイド・イン』というパラダイム

学校や組織、もしくは家庭の中で生活していると、時として『アウトサイド・イン』のパラダイムを持つことが少なくないかもしれません。それは、「こうだ」「これはこういう風に決まっている」「こういう時はこうする」みたいなルールが存在していることが少なくないからです。

そういう環境の中で生活していると、「何が正しいか」「何を指針として生きていけばいいのか」を、自分の中ではなく周囲に求めることになります。

「どうしたらいいですか?」「これで合っていますか?」と周囲に問いかけていくことが常となっている状態を『アウトサイド・イン』と言い、周囲からの影響力が大きい状態であり、自分からの発信ではなく、周囲から受動的に行動していることとなります。

「自責」と「他責」の違い

周囲からの影響を受けて生きていく『アウトサイド・イン』というパラダイムで生活していくと、自分以外のせいで問題が起きている、というパラダイムを抱えることになります。

何が起きても、周りのせい、誰かのせい、時代のせい、あの時のあの人のせい…そうやって周囲のせいにして生きていく。これを他責と呼びます。

逆に、何事も自分のせい、自分の責任のもとで起きていると考えるパラダイム。自分事として考えることを『インサイド・アウト』というパラダイムと呼びます。言い換えるならば、自責です。

何が正しいか、何を指針として生きていくか、は自分の中にあります。何を目指していくか、どんな自分になりたいか、は自分の中にあります。

自分なりのパラダイムを持つこと

皆さんは、今、どんな地図を持っていますか?その地図の中で、今いる場所はわかりますか?目指すべき方向はわかりますか?そして、それはどうやって決めていますか?自分から発信しようとしていますか?

『アウトサイド・イン』というパラダイム(地図)で生きていくのか、もしくは、『インサイド・アウト』というパラダイムで生きていくのか、それを決めるのは自分自身です。

自分自身で、どんな地図を持つか決めることによって、世界の見方や将来の描き方が大きく変わってきます。

今、皆さんに問います。「どんな自分になりたいですか?」「何を実現したいですか?」

『インサイド・アウト』のパラダイムを持っていれば、皆さんの中に答えがあるはずです。

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