スケジュールを立てるコツ
夏休みや年末年始など、まとまった時間があるときに、ぜひ、少し先の将来について考えてみてはいかがでしょうか。真っ白なスケジュール帳を目の前にして、さて、何から書き始めましょうか。今日は、スケジュールを立てるときのコツをお伝えします。
目次
- ○ スケジュールを立てていますか。
- ・なぜ、スケジュールを立てる必要があるの?
- ・スケジュールを立てると見えてくるもの
- ○ スケジュールを立てても予定通りにいかないんですが…
- ・スケジュールとは、予定通りにいくことは少ないもの
- ・予定通りにいかなかったときは、どうすればいいか。
- ○ スケジュールを立てるときのコツ
- ・その1 どうしても優先すべきことからスケジュールに組み込む
- ・その2 やらないこと、を決める
- ・その3 予定通りにいかなくても、自分を責めない
- ○ スケジュールを立てるときのコツ、を学ぶなら、まなびやハピスタ
スケジュールを立てていますか。
さて、みなさん、スケジュールを立てていますか。スケジュール帳やスマホのカレンダーにスケジュールは入力していますか。では、なぜスケジュールを立てる必要があるのでしょうか。そこから考えてみましょう。
なぜ、スケジュールを立てる必要があるの?
なぜ、スケジュールを立てる必要があるのでしょうか?スケジュールを立てていると、どんな利点があり、立てていないと、どんなよくないことがあるでしょうか。まずは、忘れを防ぐ、という効果があります。スケジュールを立てていると、そのときの用事を忘れにくい。立てていないと、予定を忘れやすい、という点で「備忘録」となる、というのがスケジュールを立てるひとつの利点でしょう。
次に、先のスケジュールを見て、今やるべきことを考えられる、というのも利点でしょう。来週テストがあるから勉強を始める、とか、来週試合があるから練習の量を増やす、とか。来週旅行に行くから、準備をしておく、など。先のスケジュールまでにやるべきことが明確になる、という点もあるでしょう。
スケジュールを立てると見えてくるもの
1週間のスケジュールを立ててみると、やらなければならないことがたくさんあるなぁ、ということに気付くかもしれません。毎日のルーティンは、スケジュールに書き込むと、何だかたくさんのことをやっている自分に酔いしれたり、忙しい自分に嫌気がさすかもしれません。
と同時に、スケジュールが入っていない時間がいくつかあることに気が付くのではないでしょうか。スケジュールをまだまだ入れられる余裕があることに気が付いたり、まるっと空いている時間帯があることに気付く、ということはないでしょうか。
スケジュールを立てる利点は、そんなところにもありそうです。
スケジュールを立てても予定通りにいかないんですが…
よく聞く悩みです。スケジュールなんか立てても、結局予定通りにはいかなくて、立てても無駄だった、と思うことがあるんです、と。スケジュールは予定通りにいかないといけないものなのでしょうか。
たとえば、映画やテレビ番組などは時間が決められいるので、時間通りに終わらない、ということはないですが、勉強や料理、自分で取り組むDIYなど、決められた時間内で終わる、ということのほうが少ないのではないでしょうか。
スケジュールとは、予定通りにいくことは少ないもの
私たちは、周囲の人間と関わって生きていますから、自分でどうにかなる問題と自分ではどうにもならない問題があります。周囲の人間と関わる回数が多ければ多いほど、自分ではどうにもならない問題に囲まれています。
その中で、スケジュールを立てて、予定通りに行くことはとても難しい、至難の業です。予定通りにいくことは少ないのだ、と思って取り組んでいた方が心に余裕が生まれるかもしれません。
予定通りにいかなかったときは、どうすればいいか。
予定通りにいかなかったときは、スケジュールを柔軟に調整しましょう。予定を変更したり、次の予定を計画したり、次に同じような計画をするときの参考にする資料が手に入ったのだ、と前向きにとらえましょう。
スケジュールを、予定通りにいかせようとしないこと。これが、スケジュールに対する考え方の大切なポイントだと思います。
スケジュールを立てるときのコツ
では、いざ、スケジュールを立てるときはどんなことに気をつければいいでしょうか。ここでは、スケジュールを立てるときのコツを3つにまとめました。
その1 どうしても優先すべきことからスケジュールに組み込む
いろいろ、細かくスケジュールを立てたくなるかもしれませんが、ここはひとつ、どうしてもやらなければならないことだけをスケジュールに入れましょう。あれもやりたい、これもやりたい、とスケジュールに入れて、何もかもを成し遂げられたことがありますか。
結局、あれもできなかった、これもできなかった、という自己嫌悪に陥ってしまうことが予想されるのではないでしょうか。それだったら、スケジュールに入れた最優先事項をやることだけを目標に、まずはスケジュールを遂行していきましょう。
その2 やらないこと、を決める
スケジュールが予定通りに進まなかった理由として、余計なことをやってしまった、というのがあるのではないでしょうか。
ということは、最初からスケジュールを「余計なことをやらない」予定にしておけばいいのですよね。後から振り返ってみて削れた時間(ボーっとしていた時間、忘れ物を取りに行っていた時間、買い忘れたものを買っていた時間、動画を見て過ごしていた時間、、、など)をやらないスケジュールにしておく、というのはいかがでしょうか。
そうすれば、やらなければならない予定に集中して、日々を送ることができるのではないでしょうか。
その3 予定通りにいかなくても、自分を責めない
スケジュールを立てたのに、予定通りにいかなくても、それは自然なことです。すべてが思い通りに行く、という考え方自体が、自分を追い込む悪い考えの習慣です。
少しくらいうまくいかなくても、それは、次回にいかせばいいのだ、と言い聞かせて、次のスケジュールを立てましょう。スケジュールと実際の行動を見比べて、どこがうまくいかなかったのかを振り返ることはとても大切なことですが、それによって自分を責めるのは間違っています。
自分自身が次にスケジュールを立てるときの学びになった、というプラスの捉え方ができると良いですね。
スケジュールを立てるときのコツ、を学ぶなら、まなびやハピスタ
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